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東大がん専門医のがんにならない食習慣、コーヒー5杯など

東京大学医学部附属病院の放射線科准教授の中川恵一医師(日本対がん協会提供)

 日本人の死因1位のなったがん。がんについての知識を学ぶ上で大いに参考になるのが、東京大学医学部附属病院の放射線科准教授である中川恵一医師が上梓した『知っておきたい「がん講座」リスクを減らす行動学』だ。中川氏は一昨年に膀胱がんが見つかった。それ以降、より「がんリスク」についての研究を深めてきたという。中川氏にがんにならない食習慣を教えてもらった。

 * * *
 大切なのは、各個人が「がんに関する正しい知識」を身につけることです。例えば、日本ではかねて「がん家系」という言葉が知られ、遺伝の影響を心配する人も少なくありませんが、「遺伝の影響は5%程度」というのが正しいところ。それよりも、がんの原因の6割以上と考えられている「生活習慣」に気をつけるべきです。

 私は2018年12月に膀胱がんが見つかりました。幸いにも大きさ1.5センチの早期がんだったので内視鏡手術を受けて切除できましたが、当事者になって、改めてがん予防の重要性を実感しています。正しい食習慣の情報を見ていきましょう。

◆百寿者の“肉好き”は必然
 がん患者が増加する背景には、食の欧米化の影響もあると言われます。日々の食卓に並ぶ食材のメリット・デメリットは正しく知っておきたいところです。

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