大人がスキルアップするために受けるというイメージが強かzった検定や資格。しかし、最近では年齢不問で小学生でもチャレンジできるものも少なくない。今回は650以上の資格、検定に合格した“資格マスター”、All About資格ガイドの鈴木秀明さんがおすすめする子供でも取れる資格、検定を紹介する。
日々の生活をさらに豊かにするために役立つのが、生活に密着した検定。お母さんの家事の負担軽減にひと役買ってくれそうな検定もある。
◆家庭料理技能検定(料検)
日本の食文化や栄養、調理器具、マナーなど、食の正しい知識が問われる。3級からは実技の試験もある。
例題(5級問題より)
問1. 休日の昼食にラーメンを作りました。このラーメンにあと何を加えると栄養バランスがよくなりますか。
【1】なると(かまぼこ)をのせる。
【2】ゆでたほうれん草をのせる。
(※編集部注:設問のラーメンには、のり、チャーシュー、ゆで卵が具材として入っている)
問2. 新しい卵を割った状態はどちらですか?
【1】黄身、白身が盛り上がっているもの
【2】白身が流れたもの
答え 問1→【2】 問2→【1】
実施級/5~2級、準1級、1級
受検日/年2回
会場/全国各地
受検料/5級2000円、4級3000円ほか
公式サイト/https://www.ryouken.jp/
◆日本さかな検定(ととけん)
魚の種類、産地、季節、調理法など魚にまつわる問題が出題。3級は100問中60問以上で合格。幼稚園児の受検生も。
例題(3級問題より)
問1. 瀬戸内海や関西では“春告魚(はるつげうお)”としておなじみの魚で、鳥取県の秋を代表するプライドフィッシュ。刺身はまるでマグロの中トロのような旨みと食感をもつといわれ、漢字で「鰆」と書くこの魚を選びなさい。
【1】イカナゴ 【2】サワラ 【3】ニシン 【4】メバル
問2. 魚介を表す漢字は、その姿形や生態からできたものが多くあります。「海扇」と表す魚介を選びなさい。
【1】ホタテ 【2】ナマコ 【3】ミルクイ 【4】ホヤ
答え 問1→【2】 問2→【1】
実施級/3~1級
受検日/年1回
会場/東京、大阪ほか全国7か所(2019年実績)
受検料/3級一般5200円、学割4940円、ペア(2名1組)1名あたり4940円
公式サイト/http://www.totoken.com/