「秋篠宮さまが“タイムリミット”を示されたことで『2月中には何らかの発表があるはずだ』と周囲には理解されています。しかし、実際はまだ、秋篠宮家も宮内庁も、発表に向けた動きを見せていないようです」(宮内庁関係者)
昨年11月、秋篠宮さま(54才)は誕生日会見で、長女の眞子さま(28才)と小室圭さん(28才)の結婚延期から今年2月で2年となることを踏まえて「何らかのことは発表する必要がある」と発言された。
秋篠宮家にとって目下に迫る重要行事は、秋篠宮さまが皇嗣となられたことを宣言される4月の「立皇嗣の礼」だ。立皇嗣の礼が終わった今春以降、政府は女性宮家創設の議論を本格化するといわれている。
「眞子さまのご結婚問題が、議論に与える影響は決して小さくありません。もし女性宮家が創設され、眞子さまがその後小室さんと結婚された場合、小室さんが皇族の一員になることもありえます。
そうした“小室さんの立場”が焦点となり、議論が一向に進まない可能性も考えられる。そのため、秋篠宮さまが求められた通り、早急に『何らかの発表』がされるべきなのです」(皇室ジャーナリスト)
そのような状況なのに、「2月中に眞子さまが発表をされるのは無理ではないか」と語るのは前出の宮内庁関係者だ。
「2月23日に天皇陛下が60才の誕生日を迎えられます。令和で初めての天皇誕生日です。おめでたい雰囲気に水を差すような発表はしにくい、ということが1つ。
当日には陛下の誕生日会見もあります。記者からは、さすがにストレートに眞子さまの結婚について尋ねる質問は出ないでしょうが、皇室全体の課題である『皇族の減少問題』や『女性宮家創設の展望』などの質問に絡めて、ご感想を求めることはありえます。その際、陛下のご発言と、眞子さまの決断に齟齬ができることは考えにくいので、近い時期に発表されることは難しいのです」
別の宮内庁関係者は「そもそも秋篠宮ご夫妻の意向と、眞子さまのお考えに折り合いがつくとは思えない」と、こう指摘する。