芸能

東出昌大を擁護する芸能人、“無能な身内”が足引っ張る例

世間からバッシングを浴びている東出昌大(ABACA PRESS/時事通信フォト)

 東出昌大(31)が、唐田えりか(22)との不倫を受け、CMを4社降板となった。今回の騒動では東出の“イクメン”“おしどり夫婦”的イメージとはあまりにも異なる実態が明らかになっただけに、「通常の不倫報道よりもネット上のバッシングは苛烈になっている。これに匹敵するのはベッキーと矢口真里の時以来」(ネットニュース編集者・中川淳一郎氏)という意見もあるように、第一報から2週間近くが経過しているにもかかわらずなかなか収束しない。

 そんな状況に苛立ちを感じたのか、多くの男性芸能人がこの件について直接的ないしは間接的に東出を擁護する意見をテレビ番組やSNSで発信し続けている。具体的な個人名を出すことは避けるが、論調としては以下のようなものだ。

「どうしてしょせんは他人のことなのにここまで徹底的に糾弾するのか? 無意味な行為だろう」

「不倫を擁護するわけではないが、明らかに度を越した叩きっぷりだろう」

「東出を叩いて良いのは妻である杏と仕事関係者のみ」

 まったくもって正論なのである。とはいっても、こうして発言をすることはその芸能人にとってはあまり得策ではない。東出・唐田に対するネット上の罵詈雑言の数々に嫌気がさしているのだろうが、結局、ネットでは「こいつも不倫をしているからこんな発言をするのだろう」といった方向に収束してしまうのだ。

 今回の件で「とにかく東出さんの不倫について言及するのはやめてくれ……」と嘆きが聞こえてくるのが広告業界だ。何しろ、「芸能界の男ども“総出”で東出昌大を過剰擁護の異常事態!」(まいじつ)、『「鈴木紗理奈のコメントが真理!」と賛同の声 東出昌大を擁護する芸能人が“男ばかり”のなぜ』(Techinsight)といった記事が出て、擁護した男性芸能人がまとめられているのだ。

 後者の記事については鈴木紗理奈が『サンデージャポン』(TBS系)で「竹山さん、浮気してんのとちゃうかな」というジョークを発したことに触れられているが、これがまさに擁護者に対するネットの意見の多くなのだ。広告代理店のプランナーはこう語る。

「今、クライアントからはタレントの『身体検査』がこれまで以上に厳しく求められています。過去に不倫経験がある人を起用するのは躊躇しますし、今回のような“擁護者”と捉えられかねない人に対しても起用をためらってしまうかもしれません。ネットの声や鈴木紗理奈さんが述べるように、自分も不倫しているから擁護しているのでは?と余計な詮索をされてしまいます。いくら正論であろうが、こうした発言への反発が毎度出ていることを知っていてあえて発言する必要はないのでは」

関連記事

トピックス

地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン