プロ野球の世界では、主力選手が移籍して、チームの再構成を迫られることがある。ラミレス監督率いる横浜DeNAベイスターズでは、長らく主砲としてチームを支えてきた筒香嘉智(28)が、大リーグタンパベイ・レイズへ移籍した。
筒香の代わりに、メジャー通算33本のオースティン(28)を獲得。そこで勃発したのが熾烈な外国人枠争いだ。DeNA担当記者が語る。
「ラミレス監督は2年連続本塁打王のソト(30)とロペス(36)を一塁で併用するプランを示唆しています。4人の外国人枠のうち、救援のエスコバー(27)、パットン(31)の2人は勝利の方程式として不可欠な存在のため、ソトかロペスのどちらかが二軍で飼い殺される可能性がある。
現状は2018年に41本塁打、昨季は43本塁打を打ったソトがリードしているが、ロペスも昨季31本塁打をマークしていて、選手から守備の信頼も厚い。ラミレス監督の決断に注目が集まっている」
※週刊ポスト2020年2月14日号