2019年シーズンオフに大型補強でオフの主役となった千葉ロッテマリーンズ。三期目を迎える井口資仁監督は、今年こそAクラス定着をしたいところだろう。
ソフトバンクから出場機会を求めてFA移籍した福田秀平(30)を獲得したが、レギュラーが確約されているわけではない。走攻守で高い水準を誇るが、故障が多く、プロ13年で規定打席に到達したことがない。
「外野は激戦区です。センター荻野貴司(34)、レフト角中勝也(32)は当確で、福田は昨季途中に加入したマーティン(31)、清田育宏(33)、2年目の藤原恭大(19)らとライトを争う立場です。
特にマーティンの強肩は球界屈指。昨季は52試合の出場ながら14本塁打とシーズン30本塁打ペースで量産していました。日本の野球に慣れる2年目は大化けする可能性があり、福田にとっては強力なライバルになる」(ロッテ担当記者)
※週刊ポスト2020年2月14日号