芸能

ゲス極・川谷絵音 活躍しすぎてお疲れなライブ後マスク姿

マスク姿の川谷絵音。不倫騒動はあったが活躍は止まらない

 猛威を振るう新型コロナウイルスの流行を懸念してか、大型のマスク姿。トレードマークのキノコカット頭も黒のキャップで隠して歩くのは、ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音(31才)だ。彼ほど、ファンと非ファンの印象が違う人物も珍しい。前者はその楽曲センスに心酔し、後者は「ベッキーとの“ゲス不倫”の人でしょ?」と。そんな川谷の近影を1月末にキャッチした。

 振り返れば、川谷の“ゲス不倫”が発覚したのは4年ほど前の2016年1月のことだ。『週刊文春』にベッキーとの不倫スキャンダルをスッパ抜かれ、一躍時の人となった。芸能関係者が語る。

「売れる前から川谷さんを献身的に支えていた夫人とは、不倫発覚後に離婚しました。ベッキーさんとの騒動後、川谷さんにはすぐ、タレントほのかりんとの交際が発覚しています。すると今度は、ほのかりんに未成年飲酒疑惑が浮上し、川谷さんは『ゲスの極み乙女。』の活動を休止することに。当時の川谷さんは、まさに踏んだり蹴ったりでしたね」

 ところが、転んでもただでは起きないのが、川谷のすごいところ。活動再開後の2017年には、アルバム『達磨林檎』を発表。収録曲の『影ソング』は、ベッキーとの不倫騒動を騒ぎ立てた周囲へ強烈なカウンターを浴びせるような攻撃的な歌詞で、話題になった。さらに新曲『あなたには負けない』のミュージックビデオを、『週刊文春』の発行元の文藝春秋本社で撮影。ゲス不倫を報じた、いわば憎き敵だったはずの文春と、まさかの“共演”で驚かせた。

 文春と組んでMVを撮影した当時、川谷はこんなコメントを発表している。

「窮屈な世の中で表現まで窮屈になりたくない。表現にはこれくらいのジョークがなきゃ」

 世間を大いに騒がせた不倫騒動も、負の遺産にも黒歴史にもせず作品に変えていく。そんな非凡な才能を持つゆえに、彼はいま多忙な日々を送っている。

「現在の川谷さんは、バンド4組の活動を掛け持ちしているほか、2018年にはテレビ東京のドラマ『恋のツキ』にも出演して、俳優という新たな一面も加わりました。アイドルグループ『私立恵比寿中学』や、歌手で声優の坂本真綾らへの楽曲提供、さらに2つのソロプロジェクトと、体がいくらあっても足りないくらいの活躍ですね」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
警視庁が押収した車両=9日、東京都江東区(時事通信フォト)
《”アルヴェル”が人気》盗難車のナンバープレート付け替えで整備会社の社長逮捕 違法な「ニコイチ」高級改造車を買い求める人たちの事情
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン