芸能

高田文夫氏が振り返るたけし、竹山、松之丞らと会う楽しさ

カンニング竹山の放送禁止ライブに高田文夫もビックリ

 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、1月27日から2月8日まで、ビートたけし氏、立川志らく、カンニング竹山など、芸の世界の人たちと会い続けた日々についてお送りする。

 * * *
 人に会うのは楽しい。芸能もマスコミも人に会うのが仕事の様なものだ。

 1月27日、浅草は東洋館にて久々にビートたけし氏と。2回目を迎えた「ビートたけし杯争奪」の漫才大会。たけし、私、ナイツが審査員。本番前、楽屋でふたりっきりでバカッ話。まさかこんな日が来るとも知らず「時代小説の『首』もいいけどさ、小説すばるにひっそり発表した。『不良』がいいネ。足立区の悪い奴らの事、あれ程詳しくリアルに書ける人間はいないネ。イヨッ、不良あがり!」なんて盛りあがっていた。

 2月2日は新しくなった渋谷PARCO劇場へ。20年やって3年工事期間があって、この程めでたく再スタート“こけらおとし”「志の輔らくご」(1月24日~2月20日)。いつの時代も物ごとの始まりは“三番叟(さんばそう)”らしく、志の輔も衣裳をつけてぎこちないひと舞い。高座でも言っていたが“こけら(※漢字では機種依存文字。木へんの作りに鍋ぶたに巾)”も“かき(※きへんに市)”もほとんど同じ様な字らしい。下に付く言葉で変わるのだろうか。

 下に“おとし”が付けば“こけらおとし”。下に“ドロボー”が付けば“柿ドロボー”という具合だ。ちなみに“こけらおとし”とは工事の最後に屋根などの木屑を払い落としたことから、新築劇場の初興行のことと広辞苑にある。

関連記事

トピックス

大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト