今年4月に「改正児童虐待防止法」と「改正児童福祉法」が施行され、体に苦痛や不快感を与える罰は、たとえ、しつけのためでも禁止となる。
子供をきちんとしつけるためなら体罰もやむを得ないという“しつけ”は、間違ったものとして法律で規制される対象となるのだ。実際に体罰を行い、通告されれば、児童相談所や、場合によっては警察が介入することもある。
たとえば、以下のような罰も“愛のムチ”として許されなくなるのだ。
□他人のものをとったので、お尻を叩いた
□宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった
□言葉で3回注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた
□大切なものにいたずらをしたので、長時間正座をさせた
□友達を殴ってけがをさせたので、同じように子供を殴った
※女性セブン2020年3月5日号