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猫のめやには病気や怪我が原因 緑色は感染症の可能性も

猫の目に異常があったらそれは…(写真/GettyImages)

「猫の目やには健康のバロメーター」といわれ、色や量などで、体調の変化がわかるという。健康なときと病気のときでは目やにの状態がどう違うかを知り、自宅でも気軽に健康チェックができるようにしよう。重病をいち早く発見できるかもしれない。

 目やには、医学用語では“眼脂”と呼ばれ、涙や古くなった細胞、目に入ったほこりやゴミなどが混ざったものでできている。

 寝起きに付着している目やには、体の代謝により出たものなので問題はない。ただ、日常的に目やにが出ている場合は、病気やけがなどが原因として考えられるので注意が必要だと話すのは、獣医師で目黒アニマルメディカルセンター/MAMeC顧問の佐藤貴紀さんだ。

「正常の目やには、乳白色または赤褐色、こげ茶色をしていて、量は少量。固まって目のふちや毛にこびりついているのが特徴です。これが緑色の場合は、感染症を患っている可能性が高いので注意が必要です。

 また、目やにの量がいつもより多かったり、ベトベトと粘り気がある場合も、なんらかのトラブルが起きていると考えられます」(佐藤さん・以下同)
 
 たかが目やにと放置していると、視力低下や失明の可能性もあるので、早めに動物病院を受診し、原因を明らかにしよう。

◆まぶたがかぶれることも!

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