長時間発酵させた「シニフィアン シニフィエ」の食パン
昨今「高級食パン」が人気になっている。通常の食パンに数百円足したレベルで一斤買え、“手の届くぜいたく”になっている。そしてバリエーションも増えている。そこで、食べたパンは7万種以上という筋金入りのパン好きにして、パンサークルも主宰するパンコーディネーターひのようこさんイチオシのプレーンタイプ7品を聞いてみた。
◆シニフィアン シニフィエ
「パン ド ミ」は、高加水・低温長時間発酵のパイオニア、志賀勝栄氏の逸品。「ワインにも合うムチムチ食感。飲み込む際に鼻から抜ける旨みや風味も絶妙」（ひのさん・以下同）。通販可。1本（2斤）／1100円／世田谷本店ほか、日本橋タカシマヤ店、伊勢丹新宿店（1年間の期間限定）もある。
◆銀座 に志かわ
アルカリイオン水にこだわる食パン
扱いが難しくパン作りに不向きとされたアルカリイオン水で、素材の旨みと淡い食感を引き出した「水にこだわる高級食パン」。「水も素材と考え、みずみずしくしっとりモチモチ。和の総菜との相性も◎」。1本（2斤）800円／全国50店舗あり。
◆パレスホテル東京 スイーツ＆デリ
コクのある甘みが味わえる贅沢な逸品
丸の内・パレスホテル東京のスイーツ＆デリ（地下1階）で2019年に発売して以来、「パン ド ミ プルミエ」は素材選びで一線を画す逸品中の逸品。「もっちりとやわらかく、噛めば噛むほど出てくるミルキーなコクや甘みが抜群」。1本（1斤）／1000円
