国内
2020.02.26 07:00
女性セブン
脳死判定が遮った臓器提供の望み、「妻生きた証を」夫の訴え
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悠子さん(右)は、新婚旅行では食事を制限していたが、膵臓移植後は血糖を気にすることなく、生まれて初めて食べたいものを存分に食べられるようになった
悠子さんが生前使っていた携帯電話には、亡くなる20日ほど前に正秋さんに送った、不安と無念さが綴られたメッセージが残されている
ふたりが7年を過ごした部屋には、遺影とお骨が置かれていた
出会って10年目に結婚。新婚旅行で訪れた石垣島では三線を体験。「悠子は目が見えなくても、教わっただけですぐ弾けるようになった。五感が本当に素晴らしかったんです」(正秋さん)。
悠子さんの臓器提供の思いはかなわなかった
「前向きだった悠子を尊敬していた」と語る正秋さん