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悠子さん(右)は、新婚旅行では食事を制限していたが、膵臓移植後は血糖を気にすることなく、生まれて初めて食べたいものを存分に食べられるようになった

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悠子さんが生前使っていた携帯電話には、亡くなる20日ほど前に正秋さんに送った、不安と無念さが綴られたメッセージが残されている

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ふたりが7年を過ごした部屋には、遺影とお骨が置かれていた

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出会って10年目に結婚。新婚旅行で訪れた石垣島では三線を体験。「悠子は目が見えなくても、教わっただけですぐ弾けるようになった。五感が本当に素晴らしかったんです」(正秋さん)。

出会って10年目に結婚。新婚旅行で訪れた石垣島では三線を体験。「悠子は目が見えなくても、教わっただけですぐ弾けるようになった。五感が本当に素晴らしかったんです」(正秋さん)。

悠子さんの臓器提供の思いはかなわなかった

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「前向きだった悠子を尊敬していた」と語る正秋さん

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