その夜、東京・中野サンプラザの楽屋出入り口から出てきた氷川きよし(42才)は、サングラスとマスク姿で“芸能人オーラ”を周囲に放っていた。そして何より“大物っぽさ”を感じさせたのが、写真のロングコートである──。
〈デビューから20周年 やっと成人のアーティストになれます! これからも私らしく光り輝いて空を舞うように生きていけたらと思います!〉──2月2日、20周年記念の特設サイトでそうコメントした氷川は、その前日、中野サンプラザで記念コンサートを行った。
終演後、楽屋出入り口から出てきた彼は、出待ちのファンを見つけると、サングラスとマスクを取って、小さく両手を振った。彼の旺盛なサービス精神とともに注目されているのが、最近、さらに進化したファッションだ。
「氷川さん自身、“美の追求”を公言しているように、服装も彼らしいスタイリッシュなものが目立ちます。この日、着ていた膝丈のロングコートには、よく見ると『G』の文字が小さく刺繍されていますが、これは『ダイヤモンドコート』と呼ばれるGUCCIのメンズコート。50万円ほどもします。希少価値が高く数も少ないため、かぶりを嫌う芸能人やセレブに評判ですね」(ファッション関係者)
最近の氷川はバッグや小物をGUCCIで固め、昨秋に週刊誌にキャッチされた際も同ブランドの買い物袋を手にしていたほどGUCCIを愛しているようだ。実は氷川だけでなく、いまGUCCIはセレブの間で世界的にブレイクしている。前出・ファッション関係者が続ける。