テレビの深夜帯といえば、かつてはセクシー女優が出演するお色気番組が男性視聴者を熱くさせていたが、それに代わって今、一肌脱いでいるのが“清純派”の若手女優たちだ。
土曜深夜に放送中の『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系)は、浜辺美波(19)が主演の謎解きミステリーだが、毎回用意された浜辺の入浴シーンが話題となっている。
「浜辺は青春映画『君の膵臓をたべたい』に主演するなど清純派の代表格というイメージだったので、胸元ギリギリまで映し出されたセクシーショットにビックリした。視聴率も5%を超え、深夜番組としては大ヒットとなっています」(テレビ誌記者)
水曜深夜の『来世ではちゃんとします』(テレビ東京)では人気女優の内田理央(28)が5人の男性と奔放な性関係を持つヒロインを熱演。第1話ではワイシャツ1枚のみの格好で太ももを露わにしたり、亀甲縛りにされながらオムライスを食べたり……と大胆な姿を披露した。
なぜ、若手女優が次々と深夜で過激なシーンに挑むのか。芸能評論家の三杉武氏が語る。
「深夜ドラマの視聴者は若者が大半で、リアルタイムにSNSで反応する傾向がある。若手女優のお色気シーンはネット上で大きな話題となり、浜辺の『アリバイ崩し承ります』はトレンドワードになりました。女優の認知度がグンと上がるため、事務所も多少の露出なら許容する。いま深夜ドラマが女優のギリギリを試せる場になっているんです」
今後は、夜ふかしが増えるかも。
※週刊ポスト2020年3月13日号