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住職が自ら描いた「セクシー萌えキャラ御朱印帳」に賛否の声

御朱印は大ブームになっている(写真はイメージ)

御朱印は大ブームになっている(写真はイメージ)

 神社仏閣に参拝した証である「御朱印」が大ブームとなっている。いまや御朱印は、賽銭やお守りと並ぶ貴重な収入源。参拝客を増やすため、デザイン性の高い御朱印帳や、期間限定の御朱印を用意する神社や寺院が全国に急増中だ。

 そんな中、アニメのイラストを御朱印に使用する神社や仏閣が登場し始めた。中でも愛知県にある浄土宗の寺院が提供している“萌えキャラ”の御朱印が話題になっている。記者が寺を訪れると、御朱印目当てと思しき参拝客が10人以上列をなしていた。

 実際に御朱印帳を見てみると、寺が作成しているとは思えない“萌え”ぶりに驚いた。「聖観音菩薩」というキャラクターは黒いロングヘアーの美女。スケスケの薄い絹の衣からこぼれんばかりの大きな胸に目を奪われる。もう一人のキャラクターである「馬頭観音」は対照的なスレンダータイプ。Tバック姿で“女豹のポーズ”をとっている。

 この寺が「萌えキャラ御朱印」を始めたのは昨年9月のこと。これらのイラストは住職自ら描いたものだという。

 近年、アニメや漫画のファンを見込んで、萌えキャラを町おこしや宣伝キャンペーンに利用する例は非常に多い。行列を見る限り、この「萌えキャラ御朱印帳」は成功に見える。

 しかし、萌えキャラを使ってのPRには批判があがるケースも出ている。昨年10月には、日本赤十字社が献血促進キャンペーンのポスターに、漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』に登場する胸が強調された女子大生キャラのイラストを起用して「過度に性的」などの声が寄せられた。

 今年2月には、JAなんすん(静岡県沼津市)が、同市を舞台としたアニメ『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターを特産物のPRイラストに起用。イラストを見た人から「女性キャラのスカートが透けているように見える」などの意見が寄せられ、掲示物を撤去した。

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