女性セブンに4週に渡って掲載されている企画『大人用&子供用W型紙つき!簡単!立体マスクの作り方』が話題を集めている。誌面に立体マスクの型紙がついていて、簡単にマスクシート用ポケットがついた立体マスクが作れるというもの。実際に作った読者からは「つけたときのフィット感がいい!」と評判も上々だ。そこで、3月5日発売の女性セブンから、この企画を特別公開!化粧がついていても何回でも洗えるのがガーゼマスクの良い所。花粉症シーズンまっただ中、このマスクで乗り切ろう!
【道具】 ぬい糸。ぬい針。はさみ(布用)。チャコペン。まち針。定規。アイロン。アイロン台。容器(洗面器など)。
【材料】(1枚分) ダブルガーゼ(30cm×90cm目安)。マスク用ゴム1袋。マスク用シート。抗菌スプレー。
【立体マスクの作り方】
【1】容器に水を張り、ダブルガーゼを30分ほど浸す。軽く絞ってゆがみを整えてから陰干しして、半乾きの状態でアイロンをかける。水に浸さない状態で作ると、生地の目が詰まってサイズが小さくなるので注意。
【2】型紙を用意して、生地に型紙を置いてまち針で固定し、チャコペンで印をつける。型紙は、大人用は縦12cm×横23.5cm、子供用は縦9.5cm、横19cm。
【3】印に沿って裁断する。同じものを2枚作る。
【4】柄面を内側にして2枚を重ね合わせる。端から1cmのところを左右ともにぬう。
【5】両端のぬいしろ全体に、切り込みを斜めに入れる。ぬい目まで切らないように注意。
【6】両端のぬい目が重なるように、生地を開いて合わせる。 ※作り方のポケット用の布は見やすいように無地を、糸は一部赤糸を使用しています。
【7】 【5】のぬいしろを開いてアイロンで押さえる。
【8】上下を1cm外側に折り込み、アイロンで押さえる。生地を表に返して、形を整える。
【9】ゴムをカットする。長さは25cm(子供用は20cm)×2本を目安に各自で調整。生地の両端の内側に、ゴムを通して結ぶ。結び目が見えないようにマスクの内側に入れる。
【10】ポケットを作る。ポケット用のダブルガーゼに【2】で使用した型紙を置いてまち針で固定し、チャコペンで印をつける。線に沿って裁断する。
【11】布のオモテ面が内側になるように、二つ折りにする。輪になっていない側面の端から1㎝のところをぬう。
【12】輪の部分を切る。
【13】布を開いて両端を1cm外側に折り、さらに1cm折って、アイロンで押さえながら三つ折りにする。
【14】端から0.5cmのところを左右ともにぬう。
【15】ぬい目まで切らないように注意しながら、曲線部分に斜めに切り込みを入れる。【7】と同様にぬいしろを開いてアイロンで押さえる。
【16】ぬい始める前に【9】のマスク本体を試着し、ゴムの長さが顔にフィットするか確認。そのあとポケットと本体の中心の位置を合わせて、まち針で押さえる。
【17】ゴムをぬわない位置から、上下0.5cmのところをマスクに沿ってぬう。
【18】ポケットにマスク用シートを入れる。手作りマスクには抗菌・抗ウイルス作用はないので、仕上げに抗菌スプレーをかける。
◆売り切れで作れない! そんなときの3Pointアドバイス!
《Point1》作るガーゼ布が売ってないときは… ガーゼハンカチ布を切って使えばOK! 柄は自分の好みに合わせて選べば、作る楽しさアップ!
《Point2》マスク用シートが売ってないときは… 市販の不織布に抗菌・抗ウイルススプレーを吹きかけることで代用可能。また花粉ブロックスプレーを吹き掛ければ、花粉症対策にも!
《Point3》洗い方&干し方アドバイス 使用後は洗うこと。繰り返し使うので洗濯前にアルコール消毒をする。マスクを長持ちさせるためには洗濯機ではなく、中性洗剤を使って手洗いがベスト。洗濯後は陰干しをする。物干し竿に両耳のマスクゴムを通し、形を整えて干せば型崩れしにくい。
撮影/八坂悠司
※女性セブン2020年3月19日号