2月半ばから、キャンディーズの元メンバーで女優の伊藤蘭(65)の全国ツアーが開幕した。伊藤は昨年、キャンディーズの解散以来41年ぶりに歌手活動を再開。コンサートは大盛況で今回の「アンコール公演」もすぐに決まったという。
公演では“キャンディーズ色”を前面に出し、『春一番』や『やさしい悪魔』、『ハートのエースが出てこない』など大ヒット曲を熱唱している。
しかし、ランちゃん、スーちゃん(田中好子)、ミキちゃん(藤村美樹)、3人揃ってのキャンディーズ。ファンは伊藤の“ソロキャンディーズ”をどんな思いで聴いたのか。
高校時代からファン歴47年を誇り、特に熱烈なミキちゃんファンだという衆議院議員の石破茂氏はこう話す。
「去年のランちゃんのコンサートにも行きましたよ。やはり3人そろっての姿を見たい気持ちはあるけれど、スーちゃんは他界しているし、ミキちゃんは引退しているから叶わない。多少しっくりこなくても、よくぞやってくれたと思いました。
40年以上ぶりで今はまだぎこちないかもしれないけど、毎年やってくれたら馴染んでいくはず」
※週刊ポスト2020年3月20日号