安倍政権の支持勢力として知られる保守系政治団体「日本会議」の常任理事にして、全国8万社の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」の大幹部。そんな“右派の大物”の「ラブホ不倫写真」が流出した。
「男の名前は小間澤肇氏(57)。神社本庁では秘書部長兼渉外部長を務め、現総長の田中恆清氏の側近でもある。
写真は2月中旬、妻子ある小間澤氏が部下である秘書課の女性職員Aさん(52)とラブホテルから出てくる姿を捉えたもので、保守界隈に出回っています」(ジャーナリストの伊藤博敏氏)
本誌・週刊ポストが入手した写真は複数あり、小間澤氏とAさんが東京・歌舞伎町の焼肉店から退店後、付近のラブホテルに入り、2時間後に出てくるまでが映し出されていた。
「小間澤氏は、安倍政権下の憲法改正機運を強力に後押しする政治団体『神道政治連盟』の事務局長も務めており、長年、改憲運動を下支えしてきた人物です。
写真流出の件で、今後もし彼に何らかの処分が下れば、政権の改憲機運に影響が出ないとも限らない。保守派が揺れています」(同前)
3月初旬の早朝、本誌は出勤途中の小間澤氏を直撃。不倫疑惑について問うたが、こちらの質問に答えることはなく、無言で去って行った。
神社本庁に聞くと、
「個人的な事柄に関することですので、回答は差し控えさせていただきます」(教化広報センター)
とのことだった。保守派としての姿勢が問われている。
※週刊ポスト2020年3月27日号