佐藤健(30才)がイケメン医師・天堂浬(かいり)を、彼に恋心を抱く看護師・佐倉七瀬を上白石萌音(22才)が演じる『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)が好調だ。
「3月3日放送の第8話で番組最高視聴率の12.1%を記録しました。まだまだ上を目指せると、現場は盛り上がっています」(テレビ局関係者)
特に話題なのが佐藤演じる天堂のキャラクター。第4話では、天堂が七瀬に突然キスをして、「これは治療だ」と言い放って立ち去り、第5回ではけがを乗り越えた七瀬に上から目線で「彼氏になってやる」と宣告するなど、“ドSぶり”が炸裂。天堂に心を奪われる“天堂担”(担当の人が好き、応援するという意味)が続出しているのだ。
「件の第4話のキスシーンは江東区の北部を東西に横断し、隅田川と旧中川を結ぶ運河、小名木川にかかるクローバー橋で撮影されました。数々のドラマでロケに使われていて、聖地巡りとして人気のスポットですが、このドラマの影響で若いカップルも多く訪れるようになったんです」(ドラマ制作スタッフ)
クセの強い恋愛シーンが見モノの本作だが、当初はこんなにも恋愛シーンが多く盛り込まれる予定ではなかったという。
「イメージしていたのは観月ありささん(43才)の『ナースのお仕事』(1996年~・フジテレビ系)のような、ヒロインの成長物語に恋愛要素を加えたストーリーの予定でした」(別のテレビ局関係者)
しかし、佐藤演じる天堂の振る舞いがあまりに好評なため、脚本の方向性を途中で変えたのだという。