「岡山の奇跡」として注目された美少女の、「アクション女優」という念願は叶うだろうか。女優・桜井日奈子は夢へのステップを自力でこじ開けようとしている。
2014年に「岡山美少女・美人コンテスト」で美少女グランプリを獲得した桜井日奈子は、2015年から放送された大東建託「いい部屋ネット」のCMでコミカルな振り付けが話題となり全国区の人気に。その愛くるしい笑顔は「岡山の奇跡」と呼ばれ脚光を浴びた。
2016年に連続ドラマデビューを果たすと、2018年には人気マンガを実写化した映画『ママレード・ボーイ』で映画初主演。続けて同年、同じく人気マンガを原作とした映画『ういらぶ。』でもヒロイン役を演じた。昨年も映画『殺さない彼と死なない彼女』で間宮祥太朗とともに主演を務めている。コスモ石油のCMなどテレビで見る機会も多く、キュートな笑顔に癒やされているという人は多いだろう。
一見するとおとなしそうな、あるいはほんわかした雰囲気という印象を受ける桜井だが、実は幼稚園から高校3年まで13年間バスケットボールを続けていたというスポーツ女子。中学時代には背番号4を着けキャプテンを務めていたほどだ。バラエティ番組でシュートの腕前を披露したり、今年2月にはバスケットボール男子のBリーグの会場にゲストとして登場すると、ハーフタイムに行われた「3ポイントシュートチャレンジ」で1分間に5本の3ポイントシュートを決めている。
そんな桜井が目標としてかねてより掲げているのが「アクション女優になること」。2016年にドラマ『ラストコップ』で初めてアクションに挑戦したものの、本格的なアクション作品への出演は未だ経験はない。それでもアクション女優を目指し日々トレーニングしていると常々語っており、バラエティ番組などでもたびたびアピールしている。昨年11月に放送された『ダウンタウンDX』では、NEWSの小山慶一郎にミットを持たせて中段蹴りを連発。『今ちゃんの「実は…」』では、今田耕司に対して最近習得したという“旋風脚”なる回し蹴りを披露した。