「来年の4月で、歌手としての成人式を迎えるんです。17歳でデビューして、もうすぐ37歳。時が流れるのは早いですね」
ノーブルな容姿と圧倒的な歌唱力で“演歌界の貴公子”と呼ばれ続けてきた「惠ちゃん」こと山内惠介が、デビュー20周年イヤーに突入した。
「後輩もたくさんできてきたし、もう若手じゃないんだからしっかりしなきゃ、と思いますが、われながら子供っぽいなと思う部分もまだまだあって…」
と照れ笑いする惠ちゃんだが、最近は大人の色気も加わって、ますます魅力的。
「でも、福岡の実家に帰ると息子に戻ってしまいますね。今年のお正月に帰省したとき、両親が『幸せそうな顔ばしとるね』って言ってくれて。新曲を聴かせると、必ず『よかね』って言ってくれるし、そんな家族でよかった。うれしか!ですよ」
3月11日は新曲『残照』をリリース。そして秋には、それこそファンが“うれしか”ニュースが。
「ずっと目標にしてきた日本武道館コンサートが決まりました! ファンのかたがたと『一緒に行こうね』と言い続けてきた夢が叶うんです」
武道館でやりたいことは?
「いま、ワクワクしながら考えている最中なんですけど、1つだけ決まっているのは、生をお見せするということ。ミュージシャンが演奏し、ぼくは自分の体を楽器にして歌う。なんでもデジタルで見られる時代だからこそ、生の歌を思う存分お届けしたいです」
貴公子・惠ちゃんに気になる4つの質問を投げかけた。