国内

18年ぶり宮中祭祀ご出席の雅子さま 1週間前から体調を調整

重たい装束に身を包まれ、「期日奉告の儀」に臨まれる雅子さま(昨年5月、東京・千代田区 写真提供/宮内庁)

「ご快復が注目される雅子さまですが、御代がわりに関する一連の儀式や正月の行事の後に、お疲れが出て、一時的ですが寝込まれることがあったと聞いています。それだけに、今回の宮中祭祀へのご出席には大変驚きました」(皇室記者)

 3月20日の春分の日、皇室のご先祖祭である宮中祭祀「春季皇霊祭」が皇居・皇霊殿で行われた。皇后雅子さま(56才)は18年ぶりの出席を果たされ、十二単姿で拝礼をされた。

「即位後朝見の儀」「期日奉告の儀」など、雅子さまは即位にともなう儀式にすべて出席してこられた。昨年末には台風19号などで被害を受けた宮城県と福島県を訪問され、そのお姿を“完全快復”と報じるメディアもあった。

 しかし、雅子さまはいまだ療養中であることに変わりはない。側頭部を大きく膨らませた「おすべらかし」のかつらに、幾重にも着物をひもで結び、すべて含めると15kgは優に超えるという重い装束を身につけて、所作を行う祭祀の負担は計り知れない。美智子さまもお年を召されてからは、ほとんど宮中祭祀には出席されてこなかった。

「当初、『春季皇霊祭』には天皇陛下のみが出席されるということが宮内庁から担当記者らにアナウンスされており、雅子さまは出席されないとみられていました。しかし、ほんの数日前になって雅子さまも出席されることが決まったのです」(前出・皇室記者)

 ある皇室ジャーナリストが続ける。

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