放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は若手の注目女優・高橋ひかる(18才)について。
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米倉涼子が27年間にわたって所属した「オスカープロモーション」を退社することがわかった3月24日夜、同事務所の後輩女優がツイッター上でバズっていた。
その名は「高橋ひかる」。同時に「高橋ひかる リトルトゥース」「高橋ひかる オードリー」のワードが躍っていたワケは、同日の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の「コンプレックスのある有名人 秘密のお悩みぶっちゃけSP」でのこと。
番組中盤、明石家さんまから「ものまねはできるのか」尋ねられた高橋が、一瞬、考えるも「マイナーなやつなんですけど」と始めたのが『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭の挨拶のものまねだったのである。
◆バラエティーでの対応力はさんまに響いた?
同番組のテーマソング『Bitter Sweet Samba』を歌いながら、両手をさんまの方に向け、「まだ止めないで」「ものまねはこれからなんで」という表情をしつつ、やりとげたのがオードリーの若林正恭と春日俊彰のまね。
共演の出川哲朗やアインシュタイン、ミルクボーイら、芸人を「わざわざ、さんまさんを止めてまで」と驚かせながら、結果やりとげた高橋ひかるによる『オードリーのオールナイトニッポン』のものまねは、同日エンディングに「踊る!ヒット賞!!」を受賞した。
他のシーンでも、「(CMやMVなどで)走る仕事が多いのに、下手」と告白し、上半身を沿った本当に下手な走りを実演したり、さんまからの“パターン”の振りにうまく応えられない高橋をさんまが何度もいじるなど、その日、『~御殿!!』で、もっとも目立つ活躍を見せたのである。