新日本フィルハーモニー交響楽団が“テレワーク”で演奏した「遠隔パプリカ」の動画が話題になっている。新型コロナウイルスの影響で公演キャンセルが続く中、新日本フィルでは「テレワーク部」が発足。メンバーが自宅でパプリカを聞きながら“自分のパート”を演奏して自撮り。撮影したら、テレワーク部の発起人であるトロンボーンの山口尚人さんに送る。山口さんはその動画を編集し、“オーケストラ”に仕立て上げていく。
「テレワークでパプリカやってみた!」は、YouTubeで30万回以上再生され、コロナに疲れた人たちの心を癒やしている。団員は「半月ぶりに、機械で合わせたものとはいえみんなの音が30人、40人と重なっていくところを聞いたんですけど本当に涙出てきそうなくらい嬉しくて…」と語る。
完成した動画は、YouTubeで「新日本フィル」と検索すれば視聴可能だ。