昨今SNSを中心として注目を集め、爆発的な人気を誇るコスメがある。女性コスメ雑誌などで人気のメイクアップ・アーティスト、イガリシノブが手掛ける「WHOMEE(フーミー)」、そして同じくメイクアップ・アーティストの河北裕介がプロデュースした「&be(アンドビー)」だ。公式オンライン通販に加え、「LOFT」や「PLAZA」などのバラエティショップを中心に展開している。
新型コロナウイルスの影響もありマスクを着用する人が増え、店舗のテスターも使用中止となっている最中、そんな状況をものともせずに、SNSでは彼らの手掛ける新作コスメのレビュー投稿が溢れている。「メイクさん」が発信するコスメが、なぜここまで話題になるのだろうか。
実際に両ブランドのコスメを愛用しているという女性Aさん(20代)は、こう語る。
「イガリさんと河北さんのコスメを愛用している理由は、なんといっても信頼の高さです。私はかなりの敏感肌で、外資系のデパートコスメを使うと刺激が強すぎて肌が赤くかぶれたり、吹き出物が出たりしてしまう。とくに合成香料が入っているものだと、荒れやすく医者からも注意されています。
イガリさんは、ご自身も敏感肌だといい、そうした人でも安心して使える商品を作ってくれています。また河北さんのブランドも『ノンケミカル処方』(紫外線吸収剤、合成香料、合成着色料、石油系界面活性剤不使用など不使用)なので、安心して毎日使えます。河北さんのブランドはパッケージもオシャレで、高級感があるので大好きです。メイクさんだけあり、成分だけでなく、“かゆいところに手が届く”商品というのが魅力ですね」(Aさん)
両ブランドは幅広い年齢層の女性をターゲットとしており、40~50代の女性たちからも支持されているという。過去に美容業界で働いていたという50代女性Bさんも、そうした1人だ。