人気番組『有吉反省会』(日本テレビ系)で「学歴詐称していた」「コンビニ勤務も嘘」などと語り、“嘘つきグラドル”として話題になった源藤アンリ。彼女が厳しい競争社会における肩書きの重要性を語った。
大学受験で「マークシートだから受かるかも」と憧れの青山学院大学を受けましたが、問題が難解すぎてもちろん不合格。ほかに10校ほど受験しましたが全滅で、私が“本当に”通っていた産業能率大学も後期日程でギリギリ合格でした。しかも、その産能大でも1年留年してしまいました。
もともと小さい頃から自分に興味を持たれたい、良く見せようという思いから嘘をつくクセがあったのですが、大学生になると美容院やエステで必ず「どこの大学なの?」って聞かれるんです。そんな時にふと「青学」と見栄を張るようになってからは、お嬢様に見られたい時は「フェリス」、オシャレに思われたい時は「跡見女子」などいつも学歴詐称するようになってしまいました(笑い)。
卒業後、芸能界に入って「学歴」の重要性を痛切に感じています。ファンの方からも「努力してきた子なんだ」って応援されるでしょうし、トーク番組にも出演できる。正直、スタート地点が違うな……と思いますよ。私が卑屈なのかもしれませんが、スタッフさんとの打ち合わせでもすごく信頼されている気がします(笑い)。
今後は慶應出身なのに自慢したりしないトリンドル玲奈さんみたいに、中身のある人間になりたいです。
※週刊ポスト2020年4月17日号