職場に感染者が出て自宅待機に。ではその家族はどれだけのリスクが? テレビ朝日の事例で新たな問題が浮上している。
『報道ステーション』(テレビ朝日系)のMC・富川悠太アナ(43)を含むスタッフ3人の新型コロナ感染を受けて、テレ朝本社が完全封鎖された(4月17~19日)。
感染者の1人はフリーアナ・赤江珠緒(45)の夫だ。感染発覚前の13日、赤江アナはレギュラーのラジオ番組を欠席。電話出演で、「夫は38度5分ぐらいの熱が続いている」と明かしていた。その後、赤江アナも陽性が判明。
この事態を受けて、テレビ局スタッフの間で話題になったのが、富川アナの濃厚接触者の疑いがあるとして自宅待機中の『報ステ』MC・徳永有美アナ(44)の夫・内村光良(55)だった。
「『濃厚接触者の濃厚接触者』をどうするか、という問題です。徳永アナは発熱等の症状はないという話ですが、新型コロナの潜伏期間は2週間とも言われている。赤江アナが夫の陽性発覚前に休んだのなら、内村さんはどうするんだという話になった」(キー局スタッフ)
内村は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)を始め、6本のレギュラーを持つ。
「現在、各局はバラエティ番組の収録を中断していますが、局によっては4月下旬から最少人数での収録再開も視野に入れている。しかし、内村さんが仮に出られない事態となれば収録はまた止まってしまう」(同前)