外出自粛要請が出ているいま、「外に飲みに行けない」と鬱々としている呑兵衛は多いだろう。だが、そうなったら居酒屋がないなら我が家を居酒屋にしてしまえばいいのだ。大阪市のミシュラン一つ星寿司店「鮨 美菜月」の大将・崎貴之氏は、ビールのお伴として豆腐を辛いスープで煮込んだ韓国料理「スンドゥブチゲ」をコンビニで買って帰ることが多いという。
「ビールに合うのはやはり辛いもの。コンビニで売っている日清のインスタントスープ『スンドゥブチゲ』は、店で作られたような本格的な味に近く、缶ビールがすすみます。
具を食べ終えた後、残ったスープに冷やご飯を入れると酒のシメにもなります」
サワー系も好きだという崎氏のお気に入りは、宝酒造のセブン&アイ限定商品「味が変わる!? レモンサワー」。
ドレッシングのように成分が沈殿しており、飲みすすめると味が変わるのが特徴だ。
「缶の上のほうが薄く、下のほうが濃い味になっているので、飲んでいるうちにすっきりとしたレモンから濃密なレモンに風味が変わっていくのが面白い」
その肴に選んだのは、セブンプレミアムの「こだわりの柿ピー」だ。
「ピーナツがフレッシュで質がよく、柿の種との味のバランスがすごく良い。
柿ピーのなかにはピーナツが酸化して油分が出てしまっているものもありますが、『こだわりの柿ピー』は全く酸化していない。レモンサワーの爽やかさとよく合います」
※週刊ポスト2020年5月1日号