4月を迎え、2019年入社組の女子アナたちも社会人2年目となった。そんな彼女たちの「1年目の通信簿」を女子アナウォッチャー・丸山大次郎氏が辛口採点。11人の実力は、果たしてどう評価されたか──。
◆テレビ朝日・斎藤ちはるアナ(23)
「元乃木坂46のメンバーで、入社早々『羽鳥慎一モーニングショー』が決まった、局を背負うアイドルアナ。良い意味で派手さがなく、番組で乃木坂のダンスを披露した様子も嫌みがなかった。主婦層の受けも良いし、ルーキーながら原稿読みにもまずまず安定感があります。3月から冠ロケ番組が始まり、より切れ味鋭いコメント力を磨けるか注目です」(丸山氏、以下「」内同)
◆テレビ東京・田中瞳アナ(23)
「大学時代に日テレ系『NEWS ZERO』のお天気キャスターをしていた頃から小動物系の愛らしさで人気でした。人気番組『モヤモヤさまぁ~ず2』への抜擢は局からの期待が窺えます。芸人との絡みを必死にこなす様子やアドリブ力は近年でも頭ひとつ抜けている印象。ネット上では『モヤさま』でヨガを披露したり、そのセクシーさも人気です」
◆日本テレビ・河出奈都美アナ(23)
「久野静香アナや尾崎里紗アナのように清楚な雰囲気を持つ日テレの王道路線。それゆえ現時点でのキャラ立ちはありません。出演番組の『シューイチ』は女子アナのコメント機会が多いので個性を磨く途中でしょうか。ただ、『news zero』で報道アナとして育つ可能性もあり、いずれにせよある分野でキャリアを積んで遅咲きするタイプではないでしょうか」
◆日本テレビ・杉原凛アナ(23)
「新人のお披露目時に同期の河出アナが“品川育ちのお嬢様”、杉原は“埼玉ド田舎の町工場娘”と紹介され、視聴者の親近感がかなり上がりました。この親近感は水卜麻美アナのそれと近しいものがあり、『Oha! 4 NEWS LIVE』月曜メインキャスターを任されるなど局からの期待度も窺える。特技はフラダンスという一面もタレント性を感じます」