国内

逃亡のカルロス・ゴーン氏 レバノンから「リモート検察批判」

それでも日本は気になる様子(写真/AFP=時事)

 会社法違反などで東京地検特捜部に逮捕されながら、保釈中の昨年末にレバノンへ逃亡した日産元会長、カルロス・ゴーン氏。その後の記者会見で「日本の司法制度の問題を訴えたい」と語っていたが、本来なら日本で裁判が開かれる予定だった4月以降、いよいよ動きはじめた。

 4月15日、元東京地検特捜部・郷原信郎氏のインタビューに応え、自らの無罪を主張した『「深層」カルロス・ゴーンとの対話』(小学館刊)が緊急刊行されたのに続き、24日には日本の刑事司法を考えるイベント(YouTube配信)にレバノンから“リモート出演”した。イベントで公開討論した郷原氏が言う。

「ゴーン氏は“日本の人質司法について訴える場ならぜひ協力したい”と参加してくれました。保釈中で日本にいた時より顔色もよく、ずいぶん若々しく見えました。『レバノンでもコロナ感染が大変な状況ですが、政府が厳しい対応を取っているので大丈夫だと思います。日本政府は対応が遅いと海外メディアからも批判されていますね』と心配していました」

 なおゴーン氏は、苦労して日本から逃亡したにもかかわらず、レバノンでも外出自粛になっているという。せっかく自由になったはずが、これなら日本の保釈生活と変わらないのではないか……。

※週刊ポスト2020年5月8・15日号

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