令和元年のワイドショーを席巻した“常磐道あおり運転殴打事件”の宮崎文夫容疑者(44)。後続車を無理矢理停車させ、運転手をボコボコにするドライブレコーダー映像は、日本中に衝撃を与えた。宮崎容疑者が恫喝する車をガラケーで撮影していた帽子・サングラスの“ガラケー女”とともに、2019年の話題をかっさらった。
昨年8月に暴行と強要容疑で茨城県警に逮捕された宮崎容疑者だが、その後の話は聞こえてこない。
「あおり運転の余罪が多すぎて、逮捕、起訴、再逮捕、起訴と繰り返しており、いまだに裁判も始まっていません。昨年7月に東名高速でもあおり運転をしていたとして、4月8日には4度目の再逮捕となっています。21日、実況見分に現われた宮崎容疑者は、だいぶやつれており、疲れている様子だった。警察の取り調べでは、容疑を認めているといいます」(全国紙記者)
事件後、宮崎容疑者が大阪市内に所有していた7階建ての自宅マンションは、税務署やカード会社など債権者に差し押さえられており、最終的に競売にかけられたという。
「いまはほぼ無一文です。犯人隠匿容疑で一緒に逮捕された“ガラケー女”ことAさん(51)は、罰金30万円を納付して釈放されています。宮崎容疑者と元サヤに戻るつもりはないようです」(同前)
人生のハンドリングは、効いていない。
※週刊ポスト2020年5月8・15日号