東京都から外出自粛要請が出された直後の3月下旬、都内のスーパーマーケットで食材を買う長澤まさみ(32才)の姿があった。
このときの彼女は一人芝居のことで頭がいっぱいだった。その作品『ガールズ&ボーイズ –Girls&Boys-』は2018年にイギリスで初演され大ヒットを記録。日本版として長澤が抜擢され、5月12日から東京の新国立劇場などで公演予定だったが、新型コロナの影響で公演中止が発表された。
「初の一人芝居ということで、去年の秋から神経がすり減る思いで準備をしていました。まさに女優生命をかけて臨んでいたんです。ナイーブになりすぎて“ご飯が喉を通らない”時期もあったそう。公演中止になって彼女の頭は真っ白」(舞台関係者)
プレッシャーからの解放というより喪失感か。
※女性セブン2020年5月7・14日号