日本には、釣りたての魚を焼き、満天の空を見上げながらワインを傾けることができる、密集、密接、密閉の「3密」とは無縁の夢の楽園がある。無人島だ。販売を手掛ける会社に最近、問合せが増えているというが、実際どんな楽しみ方ができる島が、いくらで売られているのか。ここでは9つの島を紹介する。
◆神造島(鹿児島県):2億円
別名「隼人三島」で、写真手前から順に辺田小島、弁天島、沖小島とも。『続日本紀』に神が造った島との記述がある。大手建設会社が建設した100畳の宴会場がある。
【アクセス】隼人新港から船で約10分【インフラ】井戸× 電気〇 桟橋× 平地〇 ビーチ〇【所在地】鹿児島県霧島市隼人町【面積】4万5489坪【問い合わせ先】アクアスタイルズ(※写真奥の2島は現在商談中)
◆小鞠山(こまりやま)島(和歌山県):1億5000万円
堅田の海岸から島まで約250mなので泳いでも渡れる。白砂ビーチの前には透明度抜群の海が広がる。
【アクセス】JRきのくに線白浜駅より車で15分、堅田漁港から船で5分【インフラ】井戸× 電気× 桟橋×(建設する際は漁協との交渉が必要) 平地〇 ビーチ〇【所在地】和歌山県白浜町堅田字箱嶋1925番地【面積】1023坪【問い合わせ】アクアスタイルズ
◆鳩離(はとばなり)島(沖縄県):3500万円
西表島と鳩間島の間に位置し、3つの小島で構成される。潮干狩りの絶好ポイントで、周囲には美しい珊瑚礁が広がる。
【アクセス】上原港から船で約10分【インフラ】井戸× 電気× 桟橋× 平地〇 ビーチ〇【所在地】沖縄県八重山郡竹富町【面積】3024坪【問い合わせ】アクアスタイルズ