新型コロナウイルスの影響はテレビ業界にも波及。撮影ができず、多くの春ドラマが放送延期に。そんな中、大きな反響を呼んでいるのが『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)だ。浜崎あゆみ(41才)の自伝的小説を実写化した、深夜枠ながら注目度ナンバーワンとも評される異色のドラマだ。
「内容が原作から大きく変えられていて、キャラクターはとにかく濃く、演出はとにかく過剰。それがウケています」(ドラマウオッチャー)
しかし、浜崎ファンにはドラマの内容よりも気になることがあるという。浜崎が自らのドラマについて、一切の沈黙を貫いているのだ。昨年11月、第1子を出産した浜崎は現在、育児に励む日々を送っている。
「本来ならツアー中ですが、新型コロナにとても敏感になっていて、外出自粛を徹底しているそうです。ツアー再開に備えてスタッフらとミーティングするのも自宅。あゆは料理が得意だから、もっぱら食事は自炊です。たまにウーバーイーツを利用するときも、受け取りはスタッフにお願いしているようです。
自宅には、“マミー”と呼ぶ母親のほかは、信頼できるスタッフだけが出入りしていて、その中には、パパと目される“チームあゆ”の男性もいるとか。とにかくわが子を守るための母親としての意識がとても強いです」(浜崎の知人)
ステイホーム中ならば、自身がモデルとなったドラマを見ていそうだが…。
「実は、あゆの前で『M』を話題にするのは御法度になっています。そもそも原作からして事実を基にしたフィクション。ドラマ版はそこからさらにデフォルメされており、コメントしづらいのでしょう。育児をする中で、過去の恋愛をメディアで語ることを避けるような心境の変化が起こったのかもしれません」(芸能関係者)
浜崎役を演じる安斉かれん(20才)とは、まだ一度も顔合わせをしていないという。
「エイベックス会長の松浦勝人さんが、本の出版当初はSNSであゆについて頻繁に投稿していたものの、ドラマ版の放送が近づくにつれ安斉さんに関する投稿ばかりが目立つようになった。〝ポストあゆ〟として注目される安斉さんは小柄な体形に大きな瞳とビジュアルもあゆと比べられがち。あゆは、いま何かを発言すると作品や関係者に影響が出ることがわかっているから沈黙しているのでしょう」(前出・芸能関係者)
ドラマの舞台は約20年前の“ブレーク前夜”。母となったいまの浜崎は、わが子を守ることに集中しているのだろう。
※女性セブン2020年6月4日号