今年2月からNetflixで配信され、大ブームとなっている韓国ドラマ『愛の不時着』。ドラマは、韓国・ソウルの財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン・38才)がパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着し、そこで出会った北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン・37才)と恋に落ちる物語を描く。
特筆すべきは、ハマっているのが従来の「韓流ファン」にとどまらないことだ。お笑いコンビのニッチェの江上敬子(35才)も『愛の不時着』にハマった一人だ。
「韓国ドラマを見るのは久しぶり。『愛の不時着』は6話くらいまで『一日一話』とルールを決めていたのに、そこからは止まらなくて一気見してしまい、毎日寝不足でした。
いちばん好きなシーンは、12話でジョンヒョクとセリがふたりでお酒を飲むシーン。ジョンヒョクが『北に帰りたくない』『君に似た子供も欲しい』と言うところです。北と南とで離れて住むふたりにとっては叶わないとわかっているのに、言わずにいられないところが切なくて愛おしかったです。
ほかにも、傷を負って入院したセリが、手術痕のせいで、もうビキニが着られないことを嘆くと、ジョンヒョクが自分の体中にある傷を次々に見せ、最終的に顔にも傷があると話しながらキスをしてしまうところ。笑えてキュンキュンするシーンでした。
私がいちばん好きなキャラはジョンヒョクのフィアンセのソ・ダン。お高くとまってるのかと思いきや、回を重ねるにつれ、弱い自分を見せないために強がっているだけだとわかって、どんどんかわいく見えてきました」
また、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅(48才)もその魅力を熱弁する。
「韓国ドラマは『愛の不時着』以前にも見ています。ドラマがヒットすると、韓国のバラエティーでタレントさんが役柄のパロディーをやるんです。それを見てそのドラマが日本で見られるようになるのを楽しみにしてました。
『愛の不時着』で好きなのは第五中隊のメンバーたち。普段はポンコツなのに、スーツをパリっと着こなして、ユン・セリを襲おうとした敵たちといざ戦うってときには、めちゃめちゃ強いのがたまらなかったですね。コイツらこう見えて特殊部隊やったんやなって(笑い)。あの中に交ざりたかったです。
あと、北朝鮮は停電が多いので冷蔵庫が使いものにならないからと、中に本や洋服が入っているシーンがありましたね。そういう、いままで知らなかったこともいっぱい出てくるのが面白かったです。この次は、韓国のお受験戦争を描いた『SKYキャッスル』も見てみたいと思っています」
※女性セブン2020年6月4日号