コロナ禍で多くの地域コミュニティーが休止を余儀なくされている。それでも交流を必要とする高齢者を支えるべく、オンラインを使ったコミュニケーションが活発化している。
毎年恒例の帰省ができなくなり、家族のオンラインパーティーを開催したイラストレーターのいぢちひろゆきさんにその感想を聞いた――。
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親たちのスマホにアプリを入れるところから大変でした。妻が同じスマホで操作をしながら誘導したり、一日粘ってもできず、日を置いて再挑戦したり。でも最後になんとかつながると、動く孫の顔が見られ、新境地も開拓できてとてもうれしそうでしたね。
初回は総勢9人、5か所をつなぐ大イベントで、何も決めずに行ったのでグダグダに。2回目は兄が司会を務め、思い思いの物を持ち寄って見せながら近況報告、そしてコロナ収束後の抱負。9人が話し、Zoomの無料制限時間40分がちょうどよかったです。
家族でも画面越しに発言を聞くのは新鮮で、結構おもしろかったですね。また企画を考えてやりたいです。
※女性セブン2020年6月4日号