ライフ

在宅勤務でルーズになった生活…「早起き」体質に変わるには

早起きは三文以上の得になる

早起きは三文以上の得になる

 新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務をする人が増えている。中には、生活が不規則になってしまって、通常勤務に戻ることが不安な方も多いのではないか。よく知られているように「早寝早起き」は健康生活の基本だが、生活リズムはなかなか変えられないのも事実。朝活コミュニティ「朝渋」を主宰してさまざまな活動を行っている井上皓史さんと、一般社団法人日本健康食育協会代表理事の柏原ゆきよさん(管理栄養士)が、早起きのコツと効果について語り合った。

 * * *
柏原ゆきよ(以下、柏原):私は体質改善指導をしていて、朝食を変えるとダイエットに効果的だと話しています。でも多くの方が「朝、食べる時間がない」とおっしゃいます。そこで早起きのプロである井上さんに、早起きのコツを伺いたいと思いまして。井上さんは毎朝5時に起きて朝活されているんですね。

井上皓史(以下、井上):はい、「朝渋」というコミュニティで、早起きを広める活動をしています。朝7時台から著名人の講演や英会話などのイベント、オンラインコミュニティ、早起き習慣を身に付けるプログラムなど、早起きのきっかけになるものをお届けしています(在宅自粛期間はオンラインイベントを開催)。

柏原:今、在宅勤務している人が多いようですが、生活習慣が乱れてルーズになりがちという方も多いようです。

井上:ええ、僕も、どうしたら在宅ワークでパフォーマンスを上げられるか、よく聞かれましたが、「早寝早起きをすれば、無敵モードになれますよ」とお答えしています。

柏原:無敵モード!? すごいですね。でも、早起きが体にいいのはわかりますけど、他にどんなメリットがあるのでしょう?

井上:まず、早く起きるだけで「朝早く起きられた!」という成功体験から一日が始まりますから、その後もポジティブな気持ちで行動できます。そして朝5時に起きれば、仕事を始めるまでに2~3時間ありますよね。僕はこの時間を「ゴールデンタイム」と呼んでいますが、この時間を有効に使うことで、生活習慣が整うだけでなく、業績アップやキャリアアップが期待できるなど、さまざまな効用があるのです。

柏原:朝は邪魔が入りませんものね。

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン