国内

愛子さま、3か国語マスター計画 スペイン語は陛下の指導も

愛子さまは何度も会釈された(写真/  )

入学しオンライン授業を受けておられるという愛子さま(撮影/JMPA)

 今春、学習院大学に入学された愛子さま(18才)は、英語に次ぐ第二外国語としてスペイン語を学ばれることを決められた。「実は、愛子さまにとってスペイン語は、長年親しんでこられた言語」(学習院関係者)だという。

 新型コロナ感染拡大を受け、4月の入学式は中止。その後、ガイダンスや授業、サークルの新入生歓迎活動などはオンラインで進められてきた。

「愛子さまも最近は一日のうちの多くの時間をオンライン授業に充てられ、自室で過ごす時間が増えているそうです。職員が御所内でお姿を見かける機会がほとんどないほど、熱心に勉強に励まれていると聞いています」(皇室記者)

 その熱意は、スペイン語の勉強にも向けられていることだろう。10年以上、天皇陛下にスペイン語を教えてきた、カルロス・モリーナさん(67才)は、次のように振り返る。

「半年間ほど、愛子さまにもスペイン語の授業をしたことがあります。愛子さまは当時、学習院初等科に入られたばかりで6才でした」(モリーナさん・以下同)

 スペイン出身で外務省の主任講師を務めていたモリーナさんは、2006年に陛下のスペイン語講師の依頼を受けたという。陛下は、ライフワークである水問題の国際会議がメキシコで開催されることをきっかけにスペイン語の習得に臨まれ、それから10年以上学ばれ続けている。

「緊急事態宣言が出される前の2月28日にも授業をしました。授業は赤坂御所内で、対面形式で行われます」

 そんなモリーナさんが愛子さまに授業をしたのは、陛下たっての希望だったという。

「陛下には“いちばん最初にスペイン語を学習させたい”という思いがあったそうで、陛下とは別々に愛子さまに授業を行いました。授業は、例えば『色について』などテーマを決め、楽しみながらスペイン語に触れ、覚えてもらうという形を取りました。教科書に頼らない、遊びながらの学習です。陛下が愛子さまに事前にスペイン語の文法を教えられていたので、楽しくご参加いただけたのだと思います」

 陛下は自ら“授業”されるほど、スペイン語学習への思いが強かったのだろう。

関連記事

トピックス

何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト