新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛を余儀なくされる中、テレビや映画の撮影は軒並み延期に。そんななか、多くのタレントたちがYouTubeに動画を投稿し、ファンサービスを行った。あまりネットには登場しないイメージのイケメン俳優たちも、動画をアップした。今井舞さんが、そんなイケメンたちのYouTubeを斬る!
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イケメン俳優たちも「素の顔」晒しに次々見参。ライブ配信などを幅広く手がけ、『恋つづ』でのドS演技が記憶に新しい佐藤健(31才)もその1人。
車で行き当たりばったりの旅に出る「ノープラン・ドライブ」が人気とのことですが。ご本人は終始言葉少なめでつまらなそう。素の姿を見せているといえば聞こえはいいが、単なるサービス精神ゼロの発露に過ぎない気も。「でもこんなおれが見たいんだろ?」「そんなおれが好きなんだろ?」に「はぁーい」で飛びつくドMファン。コール&レスポンスは続くよどこまでも。
中村倫也(33才)は、「中村さんちの自宅から」というタイトルの通り、素っ気ないシンプル動画を量産中。自宅キッチンでただ料理。手元アップなどもなく離れた固定カメラからの長回し。小さな声で思ったことをぼそぼそとつぶやきながら。ちょっと詩的な話をした後で、「お腹すいた」とわれに返ってみたり。本当に「自宅にいるとき」のテンションの中村倫也がそこに。
彼女目線で捉えたようなアングルが妙にリアルで、孤独にやられた独身OLさんあたりが、心をわし掴みされてそう。
料理も楽しむというよりは、淡々とルーティンとしてこなしている雰囲気に生活感が出ていて、在宅ワークしながらキッチンにいる彼を俯瞰で見ている感じ。見る側に疑似同棲感覚を喚起させるというか。ファンでなくとも、女心の隙間にスルッと入り込んでくる何かを感じます。
意外だったのはGACKT(46才)。もっと木で鼻括ったような映えな動画をアップしてるのかと思ったら、筋トレ、実用モノからおふざけ系まで、振り幅のデカい充実したラインアップでびっくり。英会話のアドバイスや筋トレ指南は、誰かからの受け売りではなく、自分で独自に編み出したレシピをわかりやすく伝授。
一転、中高生男子向けと銘打ったモテ講座では、映画『翔んで埼玉』を彷彿とさせる、例のがくちゃんキャラ全開でお戯れ。とにかく「見る人に楽しんでもらいたい」というサービス精神無限大。コアなファンでなくとも、コンテンツとして楽しめるのではないでしょうか。
※女性セブン2020年6月18日号