芸能

石井明美『CHA-CHA-CHA』 気恥ずかしさから冒頭歌詞変えた

昨年はイベントなどで180回ほど『CHA-CHA-CHA』を歌唱した

 マンガ『美味しんぼ』のヒットで「究極」が流行語になった1986年、明石家さんま主演のドラマ『男女7人夏物語』が放送され最高視聴率31%超を記録した。同時に、新人歌手だった石井明美のデビュー曲『CHA-CHA-CHA』も大ヒット。石井は一躍、時の人となった。デビューに至るまで、なぜクールなイメージだったのかについて、石井が語った。

 * * *
 最初、歌詞は全て日本語で、イントロの台詞も「ベイビー、デートしようぜ」から始まっていました。気恥ずかしいので、レコーディングで作詞家の今野雄二さんに「英語を入れてはダメですか?」とお願いしたら、快く変えてくれたんです。レコーディング中にディレクターと仲の良かった、つのだ☆ひろさんが顔を出してくださり、アドリブでイントロのコーラスを吹き込んでくれました。

 その頃、所属する事務所の新人2人に、明石家さんまさんの『男女7人夏物語』(TBS系)の主題歌、中山美穂さんの『夏・体験物語』(TBS系)の挿入歌の依頼がありました。芸人さんの主演ドラマは未知数だと、事務所は『男女7人』のほうにイチオシではない私を選んだそうです。

 もともと、美容師に憧れていました。六本木のカラオケスナックでバイトしていた時、事務所が1年以上も誘い続けてくれて、1曲だけ出すことに。売れなかったら引退する約束でした。親に内緒だったので、レコードジャケットは横顔ですっぴん。キャンペーンもしていません。ドラマ効果で売れていき、『ザ・ベストテン』(TBS系)にランクインし、初めてテレビで歌ったんです。

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