新型コロナウイルスの影響で結婚式を中止・延期した花嫁は約3割。そこで“花嫁ネタ”を含め、ニュースになった海の色のしくみ、知られざる世界記録、お金の雑学までをご紹介します。
●赤ちゃんの産声は“ラ”。
赤ちゃんが生まれたときの泣き声は、民族や人種にかかわらず、全世界共通の音の高さで約440Hz、音階だと「ラ♪」の音。
●インドの結婚指輪は足の指にはめる。
●ウエディングドレスの白と白無垢の白は由来が異なる。
もともとヨーロッパでは婚礼衣装に決まった色はなかったが、1840年、イギリスのヴィクトリア女王がアルバート公との結婚式で白サテンのドレスを着たのをきっかけに大流行。一方日本では、神職が着る斎服が白だったことに由来。白無垢を着用して神事である結婚式を執り行った後、人間界に戻った証として色打掛を着るといわれる。
●世界一高い山はエベレストではない。
標高8848mあるエベレスト(ネパール)が世界一なのは、地上の高さでの話。海に潜った部分を含めると、ハワイ島(アメリカ)にあるマウナ・ケア山の約1万205m(標高4205m)が世界一高い。
ギネス世界記録にも、エベレストがHighest mountain(海抜からの高さで世界一)、マウナ・ケア山がTallest mountain(海底の裾野から山頂までの高さで世界一)として記録されている。
●オシドリのパートナーは毎年変わる。
●私たちは元一万円札でお尻を拭いている…かも。
日本銀行のホームページによれば、銀行券の平均寿命は一万円札で4~5年、五千円札と千円札は1~2年。廃棄された銀行券の多くはリサイクルされ、住宅用外壁材や固形燃料、トイレットペーパー、ファイル、封筒などの日用雑貨や事務用品等に利用される。
●白潮は赤潮の一種。
5月、相模湾一帯に海面が乳白色や南国の海のようなエメラルドグリーンに見える「白潮」が発生して話題になったが、これは円石藻という植物プランクトンの異常繁殖によるもの。
「赤潮」と色が異なるのは、プランクトンの持つ色素の違いから。白潮は発生回数が少なく謎が多いが、日射量が多くて海が穏やかで、夜光虫や赤潮の影響を受けなかったことが原因とみられている。
※女性セブン2020年6月18日号