インターネットやスマホは生活に欠かせない存在。しかし、それらの負の側面がピックアップされるニュースも少なくない。そこで、風水建築デザイナーの直居由美里さんが、スマホやパソコン、ネットの利用についてアドバイスする。
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現代生活に欠かせない携帯電話やタブレット、パソコン。外出自粛中には、情報収集や読書、ゲームなどに活用していた人も多いことでしょう。
スマートフォンやタブレットは指で直接触れて画面を操作しますから、皮脂の汚れがそのまま付着します。新型コロナウイルス対策で手洗いが推奨されていますが、いくら手をきれいにしても、汚れた画面を触っては意味がありません。通話に使った場合は唾液や顔の皮脂、乳液やファンデーションなど化粧品の汚れも付きます。
また、パソコンの画面を見ているときは気がつきにくいのですが、画面は帯電しているためほこりを集めます。指で直接触るキーボードやマウスも不潔な状態のまま使っていることが多いのです。
風水は住まいを整えて運気の流れをスムーズにしますが、いまや情報機器も運気を大きく左右するアイテムです。特に外出を控えていると、人とつながるのはスマートフォンやパソコンを通す場合が多くなります。
すべての運気は人からもたらされます。邪気にまみれたスマートフォンで連絡を取り合っていると人間関係がぎくしゃくしてきます。
また、社会全体に不安が広がっていると、根拠のないうわさやデマに惑わされやすいもの。インターネットに張り付いて情報収集ばかりしていると、ますます不安になるだけです。あるいは暇つぶしのゲームをだらだら続けて時間を無駄にしたり、気がついたらかなりの金額を課金していたというケースもあります。しかし、インターネットがすべて悪いわけではありません。仕事で活用している人も多く、有意義な情報もたくさんあります。大変な時代だからこそ、自分にとって何が重要かを見極めて、時間を決めてインターネットを上手に活用しましょう。
※女性セブン2020年6月25日号