6月15日、午前0時。2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された、清原和博(52才)の執行猶予が満了した。同日、清原は逮捕されてからの4年間を綴った『薬物依存症』(文藝春秋)を上梓。その中には、2人の息子や元妻・亜希(51才)らに向けたこんな言葉がある。
《もう悲しませたくないですし、がっかりさせたくない》
一方の亜希は、複雑な思いでこの4年間を過ごしてきた。“拒絶”ともとれるほどに、清原と距離を置いた時期もある。だがここにきて、清原の言葉を受け止めるかのような、ある変化が見て取れるという。
亜希は2000年に清原と結婚し、2002年と2005年に男の子を出産。清原が現役を引退した2008年以降はモデル業に復帰し、主婦モデルとしてカリスマ的な人気を誇った。
だが夫婦生活は、順調な仕事とは対照的だった。2014年に清原の違法薬物使用疑惑が報じられると、亜希は子供たちと家を出て同年に離婚。2年後に清原が逮捕されると、弁護士を通じて子供たちへの接見禁止を通告した。事実上の“絶縁”宣言。もう二度と会わない。そう固く誓ったはずだった。だが、3年後の2019年2月頃、その決意は揺らぎ始めたようだ。
亜希は互いの弁護士を通して清原とやり取りしていたが、この頃から直接清原の弁護士に会うようになっていた。きっかけは、清原の身辺の変化だったという。