前代未聞の不倫報道で芸能活動を自粛することとなった、アンジャッシュ・渡部建(47才)。放送作家の山田美保子さんが、この騒動を解説する。
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「おれ、あの人、苦手なんですよね」と某若手男性芸能人から聞いたのは、1年程前。
「おれらのこと、明らかに下に見てるカンジだし、佐々木希チャン(32才)に対しても、なんか威張っているんですよね」と。
彼が苦手と言っていた“あの人”とは、アンジャッシュの渡部建サン。
私が知る限り、渡部サンは、目上の人や、立場が確立している人には積極的に挨拶をするし、もちろんカンジが悪いなんてこともないのです。ただ、冒頭の話があったものですから、この1年程、(この人、本当は、どんな人なんだろう)という目で見てしまっていたのは事実です。
別の話も入ってきました。お笑いの“後輩たち”の中に渡部サンの“お仕事”にまつわる、“ぱしり”のような人が何人かいるそうなのですが、その人たちへの“フォロー”や“気遣い”がほとんどないため、渡部サンからの“指令”に辟易している…ということでした。
お笑い芸人さんの世界は、良くも悪くも先輩、後輩の関係がキッチリしていて、後輩より売れていない先輩が借金をしてでも飲食の支払いをするのが慣例となっている「吉本」。また「太田プロ」の「(上島)竜兵会」を筆頭に、飲み会での様子はバラエティー番組のエピソードトークとしてしばしば“笑い”にされるものです。
古くは、仕事終わり、彼女とデートの約束をしていても、先輩から「(飲みに)行くで~」と言われたら無条件で行かなければならない…という話を明石家さんまサン(64才)が何度ネタにしていたかわかりません。「行くで~」とおっしゃっていたのは、三枝サン(現・桂文枝サン・76才)です。
でも、そういえば渡部サンには、こういうエピソードがなかった。特に佐々木希サンとの交際が発覚してからは、渡部サン自身、「ネット見ろ!」の一言で片づけるようになり、プライベートなことを語る機会が一切なくなったうえ、周囲からも「いじりづらくなった」「誘いづらくなった」と言われています。
一方、グルメ関係のおつきあいには本当に積極的だった渡部サン。有名店や高級店のシェフや経営者や、飲食関連の企業のトップや、同じような人脈をもつ業界関係者と華やかな交流を続けていることは、当然、耳にも目にも入ってきていました。
そんな“お仲間”のおひとり、放送作家の「すずきB」さんはFacebookで「まったく知らなかった。噂も聞いたことがなかったし、そんなそぶりを出されたことはなかった」と前置きし、「料理人に“今日はお世話になります”と手土産を渡す、丁寧な心遣いとリスペクトが、浮気相手にも嘘でもあったなら…」とコメント。「どんな場面でも、謙虚さと、相手へのリスペクトを欠いたら、足をすくわれる」とも記していらっしゃいました。