6月上旬の梅雨空の下の都内、黒のキャップにグレーのマスクで傍目には誰かわからない姿で、コンビニから早足に出てきたのは、女優・吉田羊(年齢非公表)だ。
海外ブランドものの白いTシャツは、シンプルなデザインだが、体にフィットしていて、スポーティーでおしゃれ。抜群のスタイルは新型コロナウイルスによる自粛生活を経ても、健在である。
あるテレビ局のドラマ制作関係者が言う。
「吉田さんが一般的な知名度を集め始めたのは2012年のNHK連続テレビドラマ小説『純と愛』にレギュラー出演したあたりでしょうか。ブレイクしたのは、2014年放送のドラマ『HERO』でしょう。このときから美脚などと話題になっていましたが、舞台関係者の間では、ずっと前からスタイルの良さは評判でした。何より彼女は10年以上、スタイルが全く変わっていません。日々の努力の賜物です」
そんな抜かりのない吉田の美容健康法の1つは、自宅での和装だという。
「和服は帯を巻くので、体形の微妙な変化にも気づきやすいそうなんです。だから、自宅で過ごすときに和服を着ているようです」(芸能関係者)
吉田で気になるのは、年齢を非公表としている点だ。以前、バラエティー番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(日本テレビ系)に出演した際に「キャスティングしてくださる方の見た目で(私を)使っていただきたいからです」と、年齢を非公表にし続ける理由を明かしていた。だからこそ、見た目の美しさのキープには、とことんストイックなのだろう。
それほど評判の高い吉田だが、冒頭のシーンに戻ると、コンビニ袋の中身は、カロリー高めなチョコレート菓子などのスイーツが入っていた。