芸能

木村拓哉ソロライブの舞台裏 練習風景など知られざる一面も

木村拓哉、初のソロライブの感動が再び(時事通信フォト)

 「騒ぐ場所を作らせていただくと言った以上、有言実行するしかないということで5年ぶりになりますが、ただいまです!」と言って、ソロツアーを東京と大阪で開催したのは2月。木村拓哉自身の発案で初のソロライブ『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』は、“等身大の木村拓哉”をコンセプトにしたアルバム『Go with the Flow』を体現したものに。

 コロナでさまざまなライブが中止となっているいま、ツアーができたのは奇跡的なタイミングだったのかもしれない。再会を心待ちにしていたファンのために、アルバム曲はもちろんSMAPの『SHAKE』『夜空ノムコウ』を披露するサプライズでも喜ばせた。その感動をMC含めて丸ごと詰め込んだ映像作品の通常盤には、ライブでも披露された『Your Song』の未発表MVなどを収録。初回盤ではライブの裏側に密着した舞台裏を公開し、リハーサルやステージ本番前の練習風景などで知られざる一面を見せている。

 ソロライブでは、「よかったらいっしょに歌ったり、踊ったり、騒いでいってほしいと思います」と呼びかけ、アンコールまで全20曲、渾身のパフォーマンスで魅了した。

 さらに、東京公演は代々木第一体育館で開催。「幼稚園生の頃、遊びに来ていた代々木公園の横のステージに立てると思っていなかったのでうれしいです」と茶目っ気を交えつつ、「みなさんを前にこんなに近い距離で、こういう場所に立てるとは思ってなかった」と感慨深い表情を見せた。

 自分が小さなお店をやっていたらというイメージで、ライブグッズを作ったという木村。「この時期(2月)にもかかわらず、ビーチサンダルですみません。ぼくにとって重要なアイテムなので」と客席の笑いをさそっていたが、映像作品をリリースするいま、ちょうど使える季節になった。

 また、「久しぶりに歌うのは、最初はビビりましたね」と素直な胸中を明かしたが、緊張を微塵も感じさせないのはさすが! ファンと会えた喜びで、笑顔が弾けていた。

 4月に自身のラジオ番組(TOKYO FM「木村拓哉 Flow supported ba GYAO!」)で「いまの状況が払拭されて、みんなの顔にマスクがのらないような時期がきたら、もう1回騒ぎたいですね」と、ライブへの思いを明かした木村。再びいっしょに“騒げる日”を心待ちにしていた。

【information】
『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』
6月24日発売 ビクターエンタテインメント
通常盤:Blu-ray 5800円、DVD 5000円
初回限定盤:Blu-ray 6800円、DVD 6000円

※女性セブン2020年7月2日号

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