国内

雅子さま、コロナで公務減っても「体調の波」焦りの気持ちも

生真面目で努力家な性格から 雅子さまは完璧主義といわれる(写真は2月10日、東京・千代田区=撮影/JMPA)

 秋篠宮紀子さま(53才)は早い段階で自ら新型コロナウイルスの情報収集をされ、国民のために奔走されてきた。一方、同じく国民を思うお気持ちを持たれる皇后雅子さま(56才)は、ご自身の思うように“完璧”にいかない現状に、お心を痛められているという──。

 次はいつ、雅子さまのご活躍の機会があるのか、先の見えない状況が続く。この春に予定されていた天皇皇后両陛下のイギリス公式訪問は、新型コロナの感染拡大で延期された。4月に予定されていた中国の習近平国家主席の来日と両陛下による接遇もキャンセルになった。官邸関係者が話す。

「皇室による国際親善は、元外交官である雅子さまの“本領発揮”の場です。実際、昨年5月のトランプ米大統領夫妻の接遇は大成功だった。雅子さまの活躍で両国の関係が一層深まることに、政府も大きな期待を寄せていました。しかし、両陛下の訪英も習氏の接遇も、“なんとか秋には”という声もありますが、政府としては年内の実現はもう諦めています」

 特にイギリスは雅子さまがご結婚直前まで留学された国。実に30年ぶりの訪英を、雅子さまは心待ちにされていたそうだ。

 しかし、雅子さまが最近特に落ち込まれている原因は、新型コロナによるものとは、また別にあるという。

 雅子さまはこの春以降、ご養蚕に取り組まれている。ご養蚕は5月11日に皇居内の紅葉山御養蚕所で行われた「御養蚕始の儀」に始まる。その後、蚕に桑の葉を与える「ご給桑(きゅうそう)」、蚕が作った繭を収穫する「初繭掻(はつまゆかき)」などの手順を踏まれ、6月下旬から7月上旬の「御養蚕納の儀」までの約2か月がワンシーズンだ。

 養蚕は代々の皇后に受け継がれ、美智子さまも毎年熱心に取り組まれてきた。

「雅子さまが今春、御養蚕所内で蚕を愛でられる笑顔の写真が公開されると、大きな反響を呼びました。療養中ながら、雅子さまの伝統をおろそかにしないという姿勢に、国民の間に安心感が広がったのでしょう」(皇室記者)

 ところが、歯車は少しずつ噛み合わない。雅子さまが予定されていた養蚕の作業を直前になって中止される事態が相次いだ。5月18日と6月8日のことだ。

「中止は“ご体調の波”が理由のようです。最近はお疲れが出ていることもあるようで、直前まで予定が決まらないことも少なくありません。ただ、新型コロナの影響で、ご公務の数は格段に減っています。“お疲れ”がたまる状況とは思えないのですが…。もしコロナ自粛がなければ、どうなっていたのでしょうか」(宮内庁関係者)

 予定が直前になって変わると、警備にあたる警察など周囲に少なからず影響がある。雅子さまを支える宮内庁のスタッフにも“雅子さまは大丈夫か”と動揺が広がるだろう。

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン