ビジネス

パチンコ記者・河原みのりが「新しいパチンコ様式」を報告

自宅にあるスロット機の実戦記事を書いていたという河原みのり

自宅にあるスロット機の実戦記事を書いていたという河原みのり

 緊急事態宣言解除後、パチンコ店には徐々に人が戻ってきているが、長時間「密」になりやすい遊戯施設だけに、対策を施しながら手探りでの再開となっている。新台や注目機種の実戦・解説などを行うパチンコ専門ライターも、“通常稼働”とはいかない日々に戸惑いを感じている。女性パチンコ・パチスロライターの河原みのりが、コロナ明けの「新しいパチンコ様式」について報告する。

 * * *
 6月頭に緊急事態宣言が解除され、今までお休みせざるを得なかった人々も徐々に仕事が再開。密を気にしながらの時差出勤や除菌マストの環境で、元の生活に戻ったとは言い難い状況ですが、少しずつ生活リズムや感覚を取り戻している方も増えてきたかと思います。多くの慣れない事象に対応する中で、これからは「新しい生活様式」が日常になることを受け入れつつ、ようやく世の中が動き出してきました。

 毎日発表される感染人数から今でも不安は拭いきれませんが、国内では最後の砦ともいえる東京で休業要請全面解除が発表され、それに伴いパチンコ店も全面的に営業を再開しています。われわれパチンコ・パチスロライターとしての仕事も少しずつですがやっと再始動の兆しをみせています。

 専門誌の制作現場としては、文字を書く仕事は今まで通りですが、導入される新台記事や実戦記の取材、さらには付属のDVD収録など、これまでお店で行わせていただいていた作業も多く、それらはもちろん緊急事態宣言の真っ只中ではまったく動くことができませんでした。

 その際は企画内容を変更して過去を振り返るコラムを書いたり、家での過ごし方など写真企画が増えたり。自宅で自ら撮影をすることもあれば、家にあるスロット機を実戦して記事にするなど、手を変え品を変え対応していたので、やっとホールでも実戦が可能になり少しホッとしています。

 とはいえ、コロナ対策にはこれからも敏感過ぎるくらい敏感にならなくてはいけません。

関連キーワード

関連記事

トピックス

モテ男だった火野正平さん(時事通信フォト)
【火野正平さん逝去】4年前「不倫の作法」を尋ねた記者に「それ俺に聞くの!?」 その場にいた娘たちは爆笑した
週刊ポスト
「●」について語った渡邊渚アナ
【大好評エッセイ連載第2回】元フジテレビ渡邊渚アナが明かす「恋も宇宙も一緒だな~と思ったりした出来事」
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さま(時事通信フォト)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
「SUNTORYドリンクスマイルBAR」
《忘年会シーズンにこそ適正飲酒を》サントリーの新たな取り組み 自分に合った “飲み“の楽しさの発見につながる「ドリンク スマイル」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン