新型コロナウイルスの自粛解禁後も、東京都では連日、2ケタにのぼる新たな感染者が確認され、第2波の流行も現実味を帯びてきている。しかし、そうした危機感をよそに、コロナ禍の最中でも高まる欲望と淫靡な誘惑に抗えず、不倫中のカップルはいつもの日常のように「密会」を繰り返していた。
本来、外出自粛中は人との接触を極力避け、ましてや不倫相手との濃厚すぎる逢瀬はもっての他なのだが、「行ってはいけない、ダメだと思っても身体が言うことを聞かない」と、逆に禁断の愛が燃え上がるケースが増えているという。
総合探偵社(株)MRが、不倫をしている既婚男女128名に緊急アンケートを行ったところ、コロナ禍前後で不倫相手と会う頻度が「増えた」あるいは「変わらない」と回答した人は、なんと47.7%と半数近くにのぼった。
MRの岡田真弓代表が語る。
「コロナの影響で不倫相手に会うハードルは高くなっているのですが、それに関わらず、不倫にのめりこむ人が多くなっています。実際、コロナが騒がれるようになってから、弊社では不倫調査が増えているんです」
コロナ禍でも不倫に走る男女の実態とはどのようなものなのか。依頼案件を詳細に分析した結果、不倫愛に燃える男女には5つの共通点があることが判明した。
岡田代表がまず挙げたのが、10歳以下の子どもがいるという共通点だった。
「学校が一斉休校となり友達と遊べないため、親に構ってほしいとねだるのが子どもの心理です。でも、子どもの相手をしていると仕事が一向に進まず、うるさく騒がれると仕事をする集中力も欠如してしまいますよね。そうするとイライラが募って、その欲求不満を解消しようと、不倫相手に会いたくなってしまうようです」