6月17日、都内のラジオ局に現れたのは、演歌歌手の大御所・石川さゆり(62才)。落語家の立川志の輔とトークするためだった。ビビッドな緑のギンガムチェックのゆったりとしたワイドパンツ姿が目立つ。流行の“ゆるシルエット”だ。
実は、石川は業界でもオシャレで有名。自身のヒット曲「天城越え」を入場曲にしてくれた縁がきっかけで交友がある元プロ野球選手のイチロー(46才)の東京ドームでの引退試合でも、まばゆいピンクのTシャツ姿で訪れるなど、演歌のステージのイメージとは違うファッションで話題になっていた。大手レコード会社のプロデューサーが語る。
「普段は和装も多いのですが、カジュアルな服装もオシャレに着こなされています。去年のNHK紅白歌合戦のリハーサルでは、全身黒ずくめで登場。タートルネックにボリューミーなレザーロングスカート。このスカートは真ん中にボタンがあり一見パンツのようにも見えるデザイナー物。あまりにお洒落で関係者らを驚かせていました」
また、あるスタイリストは「さゆりさんは、寒い時期には、いつもスカーフやマフラーを巻いているのですが、何種類も持っていらっしゃるらしくて、毎回いつも違うのを着けていますね」と明かした。
たしかに、NHK紅白歌合戦のリハーサルは、テレビやコンサートでは着物姿の演歌歌手たちのギャップの大きい私服姿が一堂に見られる貴重な機会だ。